ペルラジーネ月刊コラムー7月

July Column

海の日~海からの贈り物、真珠。

Thankful to the sea

 


ゴールデンウィークが明けてから暑い日が続いておりますが、みなさま元気にお過ごしでしょうか。

7月23日は何の日かご存知でしょうか。


海の日です。


『海の日』を祝日としているのは世界の国々の中で日本だけということはご存じでしょうか。「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ための祝日になった海の日は月の第月曜日に指定されています。皆様は今年の海の日をどの様に過ごされる予定でしょうか。例年とは少し違う日々の中、この機会に海の環境保護のために私たちと一緒に何かできることはないか考えていきましょう。


今年は新型コロナウィルスの影響で世界的に様々な変化が現れています。人々が不要不急の外出を控えていることで家で過ごす時間が多く、一般家庭でのゴミの排出量が急激に増えています。その中で目立つものはプラスチック製品の排出量です。

最近、テレビや広告で『3R』という単語を目にしたり、耳にしたりすることが多くなったのではないでしょうか。3Rとは「リデュース(Reduce)」「リユース(Reuse)」「リサイクル(Recycle)」のことを指します。3Rはどれもプラスチックごみを出さないための工夫であり、場合によっては資源にもできる方法を説いています。これを意識することで海洋プラスチックごみ削減にも繋がるのです。リデュースはマイバックやマイ箸の持参によるレジ袋や使い捨て食器の削減、リユースは詰め替えの使用によるボトルの再利用と廃棄ボトルの削減などが具体的な方法として挙げられます。そしてリサイクルはプラスチックを分別回収し原料として再利用を行う方法です。どれもちょっとした行動や意識の変化でできることであり、取り組みやすい方法でもあります。私たちの生活環境の中で少し意識した行動をとることで海の環境や地球環境がよくなってきます。


私たちが携わっている真珠の養殖で最も気にかけなくてはいけないのは海の環境です。真珠を作るには美しい海の環境が必要です。穏やかな潮の流れ、安定した海水温、豊富なプランクトンと環境が整っている海はひとにぎりです。真珠作りに適した海の環境を保護し、お客様に届け続けるため、私たちはこれからも海の環境保護活動に努めていきたいと思います。

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